2017.9.8
福島復興支援エキシビジョンマッチ2017&ふくしまアカリトライブ2017
”音楽とフットボールで僕らができること”
2017年8月26日(土)エキシビジョンマッチ前日
MIFAからGAKU-MCとJレジェンドの平野孝さん、中西永輔さん、小村徳男さんと福島県の小学生たちへサッカー教室を開催しました。
総勢120名の子供達が今年は参加してくれました。
ゲストに福島ユナイテッドFC監督の田坂監督もご参加いただきました。
いろんな学校の子供達が集まって、はじめは消極的だった福島の子供たちもJレジェンドたちの
プレーを目の当たりにして嬉しそうでした。
徐々にリラックスして、パスする数が増えるたび自然と笑顔が出てきました。
元日本代表選手にドリブルで果敢にチャレンジする子。
華麗なプレーを観察してすぐに真似をする子。
キーパーで元日本代表選手のシュートを止める。という子。
いろんな想いの子供達がいて楽しそうでした。
いつも一緒に練習しない子供同士も、当日はチームメイトでしたが
時間がたつにつれ、お互い声を掛け合う姿が素敵な光景でした。
サッカー教室の最後は、Jレジェンドへの質問コーナー。
2時間前は伏し目がちだった子も、積極的に手を上げ発言したり、大きな声が自然と出るようになってました。
改めてボール一つのコミュニケーション能力の素晴らしさを再確認しました。
サッカー教室を継続することで、福島の方々に喜んでもらえてることを実感しました。
「福島を元気に!」
という想いで行きましたが、逆に子供達に元気をたくさんいただきました。
2017年8月27日(日)
福島復興支援エキシビジョンマッチ2017当日
2017明治安田生命 J3リーグ第20節「福島ユナイテッドFC VS アスルクラロ沼津」の前座試合
『Jレジェンド&MIFA FC VS 福島県県北地区高校選抜チーム』@とうほう・みんなのスタジアム
日本サッカー界の蒼々たるメンバーがウォーミングアップをするグランドはとても華やかでした。
そして今年もJレジェンド&MIFA FCのベンチでお手伝いするホペイロ。
福島県の子供達が参加してくれました。
試合は絶対に負けられない戦い。
相手の高校生チームは経験はなくても運動量があるので決して気の抜けない戦い。
監督兼選手の福西崇史さんが、試合前に入念に戦術ミーティング。
緊張感が伝わるロッカールーム。
円陣を組み味方を鼓舞してローカーアウト。
いざ選手入場。
名だたるJレジェンドの紹介と
アーティスト湘南乃風 HAN-KUNさん、GLAY TERUさんの紹介で会場はヒートアップ。
最後に入場したのは、ウカスカジー GAKU-MC。
今回スケジュールの都合で参加できなかったMIFA FC桜井キャプテンの代わりに
キャプテンマークをつけて登場。
≪Jレジェンド&MIFA FC≫ ※敬称略
・福西崇史
・山口素弘
・戸田和幸
・平野孝
・中西永輔
・都築龍太
・鈴木啓太
・鈴木隆行
・清水範久
・小村徳男
・三浦淳寛
・ 時崎塁 (福島ユナイテッドFC OB)
・時崎悠(福島ユナイテッドFC OB)
・TERU(GLAY)
・HAN-KUN(湘南乃風)
・GAKU-MC (ウカスカジー)
キックオフ。
序盤は高校生の運動量とJレジェンドのテクニックとの戦いでゲームが動かない。
前半の途中になり、Jレジェンドがスイッチを入れる。
DFからのボール回しから、サイドに飛び出した鈴木隆行さんがドリブルで仕掛けてセンターリング。
そのボールを狙っていたFW GLAY TERUさんが押し込んで先制点。
欲しかった先制点。選手、スタッフ、小学生ホペイロも全員で喜び、スタジアム全体もとても盛り上がりました。
1点を取ってリズムに乗り出したJレジェンド&MIFA FCがテンポ良く中盤でパス回し。
GAKU-MCの横パスが起点となりまたもやサイドからのチャンス。
右サイドへ流れた平野孝さんが、左足でゴールに向かっていくボールでセンターリング。
中につめていたGAKU-MCがヘディングでそらしたボールを再び狙っていたGLAY TERUさんが追加点。
過去MIFA FCのエキシビジョンマッチでアーティストが2得点を挙げたことがないので会場はヒートアップ。
2-0
前半終了。
後半キックオフ。
HAN-KUNさんがGAKU-MCとのツートップで出場。
後半もJレジェンドたちの勢いは止まらない。
福島ユナイテッドFC OBの時崎(塁)さんのゴールで追加点をあげる。
高校生チームも一矢を報いたい。
徐々に持ち前の運動量で、Jレジェンドたちを翻弄する場面もありました。
後半の中盤になり、チャンスがやってきた。
ペナルティエリア内に抜け出した選手がDFのファウルをさそいPK。
きわどい判定でしたがPKとなり、冷静に決めて1点を返し反撃ムード。
しかし今年のJレジェンドたちは強かった。
手をゆるめることなく圧倒的なポゼッションでチャンスを演出。
後半から入ったHAN-KUNさん。
トラップ、パスと正確な技術を見せる。そしてゴールエリアに侵入しゴールに迫るがゴールキーパーのファインセーブ。
終了間際、ペナルティエリア内で倒された福西崇史さんが獲得したPK。
これをGAKU-MCが落ち着いて決めて4-1。
小学生ホペイロたちと喜びを分かち合うためベンチに走る。
ユニフォームを一枚脱ぎ、 73番の自分のユニフォームの下に13番のユニフォームを着用する
パフォーマンスでユニット愛を見せる。
そして試合終了。
4-1
真剣勝負はやはり楽しい。
試合後、高校生チームと健闘をたたえながら交流。
試合後。
炎天下の中、スタジアムへ応援に足を運んでくれたファンの方々やサポーターへ挨拶へ。
最高な雰囲気のまま今年の福島復興支援エキシビジョンマッチが幕をとじました。
参加してくれた出場選手の皆さん、高校選抜選手の皆さん、そのご家族、福島ユナイテッドFCサポーターの皆さん。
そして関係者スタッフの皆さん素敵な時間を本当にありがとうございました。
ふくしまアカリトライブ2017 @あづま総合体育館サブアリーナ
※アカリトライブとは
発起人のGAKU-MCが2011年から国内や海外でライブを行い、各地でキャンドルホルダーに東北へメッセージを書いてもらって最終地点の福島へ届ける活動。
GAKU-MCバンド(リズムソムリエズ)が各アーティストの曲を演奏する形態。
フットボールの後は音楽でひとつに。
<ふくしまアカリトライブ2017出演者>
湘南乃風 HAN-KUN
GLAY TERU
GAKU-MC
ふくしまアカリトライブは、たくさんのボランティアスタッフの方々で会場設営をしていただいてます。
会場外のキャンドルの装飾や会場内のステージの装飾。
終演後の素敵な景色を作っていただいてます。
ステージのキャンドル以外の装飾は
竹あかり CHIKAKENさんにご協力いただきました。
http://chikaken.com
今年もいろいろな人の想いで積み上げてきたアカリトライブ。
アカリトライブホスト役のGAKU-MCの演奏でライブスタート
序盤から会場の雰囲気はあたたかいお客様に囲まれ最高な状態でした。
GAKU-MCもアコースティックギターとラップのリズムで会場を煽る。
M1 自己ベスト
M2 昨日のNo, 明日のYes
最初にお迎えさせていただいたアーティスト。
HAN-KUN
一瞬で会場がひとつになった瞬間をみました。
スタッフまでもひとつにしてしまうDJとコーラスの方々とのパフォーマンスは圧巻でした。
DJセットで会場をひとつにした後は
GAKU-MC&リズムソムリエズとの演奏曲
M1 DJセット
M2 ONE LOVE
M3 I say
ONE LOVEでは、HAN-KUNとGAKU-MCのフリースタイルを行うなど
ふくしまアカリトライブ2017限定コラボが実現いたしました。
お次にお迎えさせていただいたアーティスト
GLAY TERU
大きな歓声に包まれて登場。
一気に会場のボルテージが上がり、福島の方々の表情が全員キラキラと輝いてました。
全員で口ずさむメロディー。
会場の体育館が大きな愛で溢れておりました。
M1 the other end of the globe
M2 HOWEVER
M3 疾走れ! ミライ
ラストはGAKU-MC。
2011年から継続しているこの活動。
いろんな想いで臨んだ今年のステージ。
M1 ナクスコトデシカ
M2 もしもラッパーじゃなかったなら
M3 ついてない1日の終わりに
M4 トラベラーズソング
M5 LIFE IS A JOURNEY
バラードからアップテンポまで5曲を熱唱し会場を沸かせた。
アンコールでまず登場したのは
ふくしまアカリトライブ実行委員長 アポロガス社長 篠木雄司さん
続いて出演者全員ステージへ
アカリトライブテーマソング
「希望のアカリ」を全員で歌いアカリトライブ2017は幕をとじました。
ご賛同頂いたアーティスト、スタッフ関係者の皆様ありがとうございました。
そして会場に足を運んでくれた福島県内、県外の方々ありがとうございました。
今年も改めて、”継続から生まれる絆と心の通い合い”を強く感じた1日でした。
またいつか必ず会いましょう。
MIFA
Photo by Ryo Higuchi