2013.7.5
MIFAスマイルプロジェクト@FUKUSHIMA
ココロ躍るリズムにのって共に声をあげる。
ボールや音楽があればどこだって大丈夫。
そこには言葉すら必要としない。
いつの間にか笑顔や歓声があふれていく。
MIFAスマイルプロジェクト始動。
午前80名、午後82名、計162名の子どもたち、その親御さん、スタッフ、そして僕らMIFA。
2013年6月30日(日)福島市あづま総合体育館メインアリーナで僕らが感じたのは、まさにその瞬間だった。
「音楽×フットボール。」
UKASUKA-G×フリースタイルフットボール球舞のコラボレーション。
球舞のパフォーマンスと声出しウォーミングアップライブ。
リズムと声があれば、またいつもとは違うサッカーの姿。
みんな興味津々。
食い入るように見つめる子どもたち。
目で、耳で、ココロで感じるフットボール。
みんなは気づいてくれたかな?
同じ楽しさや感動を、共に感じるお友達がすぐそばにいたことを。
さあ!たくさん声を出した後は、待ちに待ったサッカーの時間。
今回のMIFAスマイルプロジェクトのサッカースクールメインコーチは
本田圭佑選手プロデュース『ソルティーロサッカースクール』の鈴木良介ディレクター。
テーマは『サッカー音楽を通して仲間がふえる』
いつもと違うトレーニング、そしてコーチやお友達。
まずはココロと体を温める、手つなぎ鬼ごっこやしっぽとりのプログラム。
手をつなぎ、声を出すと、自然とココロの距離が縮まっていった。
次は2人組で向き合い、ボールタッチやステップのプログラム。
段々難しくなっていく課題も、声を出して協力して、みんなで楽しくクリアできたね。
次からはチーム戦!お待ちかねのゲームの時間!
今日は声を出すこともトレーニングの一つ。
コーチやお友達の名前を呼んで、チームメイトを大きな声で応援しよう。
きっと声を出す方も、応援される方も気持ちがいい。
その瞬間の『ココロ・キモチ』を忘れないでいてほしい。
サッカープログラムが終わったら、
みんなが今まで体感したことのない『ライブ』のスタート。
「え?僕たちも歌うの?」「恥ずかしいな。」
最初はそんな風に思ったみんなも、一度リズムに合わせて声を出せば
いつしかその大きな声が会場中に響いていたね。
最後は声を出してリズムに合わせ、ボールを投げてみよう!
ボールを投げてくれるお友達、受け取ってくれるお友達。
ボールと音を通して、みんなが繋がっていく瞬間。
たくさん声を出せたかな?
新しいお友達はできたかな?
何よりたくさん笑ってくれたかな?
ボールとともに、音や声があるという空間。
そこで生まれた「楽しい」「嬉しい」の瞬間が、
そしてその瞬間を共有できた喜びが
みんなの未来の宝物になりますように。
僕らが伝えたいのは
「音楽の楽しさ」
「サッカーの楽しさ」
それ自体ではない。
僕らが伝えられるのは
「どうしたら歌が上手くなるか」
「どうしたらサッカーが上達するか」
その手段でもない。
リズムに合わせてココロ躍らす。
ココロの限り声を出す。
ボールを追ってココロ通わす。
音楽とボールが存在する空間では、
僕らは誰とでも、どこまでも繋がっていくことができる。
その瞬間の楽しさを、
その楽しさから生まれる『笑顔』を届けたい。
そんな想いから、このMIFAスマイルプロジェクトは始まりました。
音楽だけではできないこと。
フットボールだけではできないこと。
「音楽とフットボールだからできること」を、僕らはこれからも続けていきます。
どうかこの想いが、たくさんの人たちの笑顔に繋がりますように。
MIFAスタッフ