2024.2.15
山形聾学校 メダル報告大作戦
2024.2.5(ニコニコの日 )
冬空に蔵王の山脈が並び
山形の澄んだ空気を感じる日
ボクたちMIFAは、再び山形聾学校にやってきました。
2022年10月7日に行った「MIFAスマイルプロジェクト」(http://mifa.co.jp/activities/7330.html)で、子どもたちと一緒にサッカーをしてくれた、
デフフットサル男子の東海林選手、デフフットサルの藤井監督(男子)と山本監督(女子)が
昨年11月、ブラジルで開催された「デフフットサルワールドカップ2023」で、女子代表が優勝、男子代表が3位となる快挙を成し遂げました。
https://www.jfa.jp/grass_roots/disability/news/00033302/
帰国したデフフットサル男子の東海林選手の
「山形の子どもたちにワールドカップのメダルをみせてあげたいです!」
という想いから、最高にHAPPYな1日が実現しました。
学校の玄関のあたたかい歓迎に、子どもたちや先生方が
楽しみにしてくださっている気持ちが伝わり胸が熱くなりました。
いよいよ再会の時。
お花でつくられたアーチの向こう側には、子どもたちが集まっていました。
山本監督・藤井監督・東海林選手とボクたちMIFAが入場しました。
再会にキラキラした笑顔で喜んでくれている子どもたちを見て、「MIFAスマイルプロジェクト」の思い出が一気によみがえり、自然と心があたたかくなりました。
ステージ上で、山本監督と藤井監督、東海林選手から、デフフットサルワールドカップの報告があり、
子どもたちはそれを真剣な眼差しで見つめていました。
そして、代表生徒さんよりお祝いの花束をいただき、体育館全体があたたかい拍手に包まれました。
さぁここからが今回の1番の目的!
ワールドカップの優勝メダルと3位のメダルを見せたり、触ってもらい交流する時間。
山本監督・藤井監督・東海林選手と子どもたちが一緒に写真撮影をしたり、
順番に、メダルを触ったり、表彰盾をかかげたりと、みんな大興奮で特別な時間を過ごしました。
子どもたちがやがて大きくなって、このメダル報告会の楽しい時間を思い出したとき、
そしていつか撮った写真を見返したとき、子どもたちはいったい何を思うのだろう?
あたたかい気持ちになったり、勇気や良い刺激になってくれればとても嬉しいです。
今回の一番の目的であるメダル報告会が終了し、
その後は、ボクらMIFAチームと一緒に楽しく遊びました。
まずは心と身体のウォーミングアップをして、
そして「MIFAキックターゲット」
まずは東海林選手のお手本を見て、その後子どもたちもグループに分かれてチャレンジしました。
どんな時でも拍手を送り合いながらみんなで何度もチャレンジをしていました。
チームみんなで協力し、目標の100点を見事にクリア!
みんなでやるサッカーは、うまくいってもいかなくても楽しい時間のように見えました。
最後は、PK対決。
ここでなんと、2022年のMIFAスマイルプロジェクトでも登場した、最強GKのMIFAマンが登場しました。
子どもたちが見つめる中、初めは東海林選手 vs MIFAマンのPK対決。
見事、東海林選手がゴールを決めて勝利!
子どもたちの真剣な表情が明るい笑顔になりました。
そして遂にスペシャルゲストの登場です!!
「ミファンダ」
子どもたちは久しぶりの再会に、大興奮&大喜びで迎えてくれました!
MIFAマンとのPK対決は、見事ゴールが決まりミファンダの勝利!
その後は子どもたちも最強GKのMIFAマンとPK対決。
何度も果敢にチャレンジをして、MIFAマンからたくさんゴールを決めていました。
嬉しい時はみんなで喜び、失敗した時は励まし合いながら何度もチャレンジする子どもたちの姿は
2022年のMIFAスマイルプロジェクトの時と変わらず、周りを笑顔にするパワーがありました。
最後には、子どもたちと先生方も一緒に「勝利の笑みを 君と〜日本サッカーのために〜」の曲に合わせて、元気にダンスを披露してくれました。
2022年10月に交わした約束を果たし、子どもたちに最後まで笑顔で楽しんでもらえた、あっという間の時間でした。
代表生徒さんよりあたたかい言葉をいただき、
最後に東海林選手より、子どもたちへのメッセージを届けました。
東海林選手の「今日は楽しかったですか?」という言葉に、子どもたちは元気いっぱいに手をあげて答え
ていました。
山本監督・藤井監督・東海林選手、ボクたちMIFA スタッフにとっても、
子どもたちからたくさんのパワーをもらった時間でした。
そのパワーをもって、デフフットサルチームは、2024年3月2日からトルコで開催される
「第20回冬季デフリンピック競技大会」にのぞみます!ぜひ頑張ってきてほしいです。
https://jdfa.jp/posts/deaflympics_2024
「子どもたちにワールドカップのメダルをみせてあげたい」という想いからスタートした
今回の「メダル報告大作戦」は大成功しました。
たくさんの方々の想いと協力があり、想いをカタチにすることができました。
そして子どもたちの素直な心、キラキラした笑顔、連鎖するパワーに元気をもらいました。
山形のMIFAスマイルプロジェクト関係者の皆さま、
山本監督・藤井監督・東海林選手、
本当にありがとうございました。
出会った子どもたちや山形の皆さまに、
いつまでも笑顔と幸せの連鎖が訪れますように。
また会う日まで。
『音楽』と『フットボール』
ボクらはボールと音楽があれば誰とだって繋がっていける。
MIFA
Photo by Saki Sugawara、Daisuke Sugimura